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日産 サクラのエアコンをつけた時、なんだかにおいが気になる。そんな経験はありませんか。ワイパーがビビって拭きムラが出てきた、という方もいるはずです。
結論から言うと、エアコンフィルターとワイパーゴムは、どちらも自分で替えられる消耗品です。この記事では、交換の時期と手順、お店に頼んだ場合との違いを順番に見ていきます。
サクラで自分で替えられる消耗品はこれ
サクラはEVなので、エンジンオイルの交換がありません。その分、自分で手をかける消耗品はぐっと少ないんです。
| 消耗品 | 交換の目安 | 自分でできるか | 必要な道具 |
|---|---|---|---|
| エアコンフィルター | 1年または1万km前後 | できる | 基本は不要 |
| フロントワイパーゴム | 1年前後 | できる | 不要 |
| リアワイパーゴム | 1〜2年前後 | できる | 不要 |
| ウォッシャー液 | 減ったら補充 | できる | 不要 |
| ヒューズ | 切れた時 | 確認はできる | ヒューズ抜き |
交換の目安は一般的な目安です。走る場所や使い方で早まることもあるので、においや拭きムラが出たら時期を待たずに替えてしまいましょう。
エアコンフィルターとワイパーゴムは、工具なしで替えられることが多い部品です。部品を買う時は「車種・年式・型式(ZAA-B6AW)」で適合を確かめるのがいちばん大事です。
EVの点検で何を見るかは、オイル交換と点検の記事でもまとめています。
エアコンフィルターの交換時期は?
エアコンフィルターは、外から入る空気のほこりや花粉をこし取る部品です。目詰まりすると、風が弱くなったり、においが出たりします。
『エアコンの効きが悪いのは、故障かな』と心配になる方も多いはずです。ただ、フィルターが詰まっているだけということも。
- エアコンをつけるとカビっぽいにおいがする
- 風量を上げても風が弱く感じる
- 窓が曇りやすくなった
- 前回の交換から1年以上たっている
サクラはエアコンの電気で航続距離が変わる車です。風の通りが悪いと、同じ涼しさを得るのに余分な電気を使いやすくなります。
エアコンが効かない時の原因は、フィルター以外もあります。詳しくはエアコンが効かない・臭いときの記事で書いています。
フィルターの種類はどう選ぶ?
フィルターには、ほこりを取るだけのものと、消臭や抗菌の機能が付いたものがあります。値段は機能が多いほど上がるのが一般的です。
| 種類 | 特徴 | 向いている人 |
|---|---|---|
| 標準タイプ | ほこり・花粉を取る | 費用を抑えたい |
| 活性炭入り | においを抑える | 街中の排気のにおいが気になる |
| 抗菌・抗ウイルス | カビや菌の増え方を抑える | におい戻りが気になる |
純正品は販売店で頼むことになり、社外品はカー用品店や通販で選べます。どちらでも、適合表でサクラに合うかを確かめてから買いましょう。
エアコンフィルターの交換手順
サクラはデイズ系の骨格がベースの車です。フィルターは助手席のグローブボックスの奥にあるのが一般的ですが、作業の前に取扱説明書で位置を確かめてみてください。
- 電源をオフにし、グローブボックスの中身を出す
- グローブボックスの左右のストッパーを外して下に開く
- 奥にあるフィルターのふたを外す
- 古いフィルターを引き出し、向き(矢印)を確かめる
- 新しいフィルターを同じ向きで差し込む
- ふたとグローブボックスを元に戻し、風が出るか確かめる
ここが大事なところです。フィルターには空気の流れる向きを示す矢印があります。逆に入れると性能が落ちるので、外す前に向きをスマホで撮っておくと安心ですよ。
グローブボックスのストッパーを力任せに外して、ツメを折ってしまうケースがあります。固いと感じたら無理をせず、取扱説明書の手順を見直してみてください。

お店に頼む場合との違い
『自分でやって壊したら怖い』という方もいますよね。その場合はお店に頼むのが安心です。
- 部品代だけで済む
- 好きな種類のフィルターを選べる
- 思い立った時にすぐできる
- 部品代に工賃が加わる
- 予約や待ち時間が要る
- 点検ついでに頼めば手間はかからない
点検や車検のタイミングで「フィルターも替えますか」と聞かれることも多いです。その場で決めず、自分で替えた時期を伝えておけば、二重に払わずに済みます。
フィルター交換と一緒にやっておきたいこと
フィルターを替えても、においが残ることがあります。原因が吹き出し口やエアコン内部の汚れにあるケースもあるんです。
- 吹き出し口のほこりを柔らかいブラシで払う
- 足元のマットを外して砂やごみを取る
- 降りる少し前に冷房を切り、送風だけで内部を乾かす習慣をつける
送風で乾かすのは、カビの原因になる水分を減らすためです。夏場ににおいが出やすい方は、試してみてください。
ワイパーゴムの交換手順
ワイパーは、ゴムだけ替える方法と、ブレードごと替える方法があります。拭きムラやビビり音が出てきたら交換のサインです。
- 拭いた後に筋やムラが残る
- 動かすとビビり音がする
- ゴムがひび割れたり、ちぎれたりしている
- 夏の日差しで硬くなっている
ワイパーの長さは前後・左右で違います。サイズは部品の適合表や、今付いているゴムの刻印で確かめるのが確実です。
- ワイパーアームを立てる(ガラスに倒れないようタオルを敷く)
- ブレードをアームから外す
- 古いゴムを端のストッパー側から引き抜く
- 新しいゴムを同じ向きで差し込み、ストッパーにはめる
- ブレードをアームに戻し、ウォッシャーを出して拭き取りを確かめる
アームを立てたまま手を離すと、バネの力でガラスにぶつかることがあります。ガラスが割れる原因になるので、タオルを挟んでおきましょう。
リアワイパーも忘れずに
リアワイパーは使う回数が少ない分、交換を忘れがちですよね。実はゴムが硬くなって、いざという時にうまく拭けないということも。
リアもフロントと同じように、ゴムの差し替えで替えられることが多いです。フロントを替える時に、一緒に見ておく習慣をつけてみてください。
サクラには、ワイパーの凍りつきを防ぐワイパーデアイサーを含むクリアビューパッケージがメーカーオプションで用意されています。冬用のワイパーに替えるかどうかは、地域の雪の量で決めましょう。

ウォッシャー液の入れ方
ウォッシャー液は、フロントのボンネットを開けたところにあるタンクに入れます。ふたにはウォッシャーのマークが付いているので、それを目印にしてください。
『EVだからボンネットの中は触らないほうがいいのでは』と思う方もいるはずです。ただ、ウォッシャー液の補充は普通に行ってかまいません。
- 車の電源をオフにする
- 運転席足元のレバーを引き、ボンネットのロックを外す
- ボンネットを開けてステーで支える
- ウォッシャーマークのふたを開け、液を注ぐ
- ふたを閉め、ボンネットを閉じる
ボンネットの中には、高い電圧がかかる部品があり、オレンジ色の配線が目印です。補充以外の目的で、配線や部品には触れないようにしましょう。
冬は濃いめの液を
寒い地域では、薄めた液が凍ってしまうことがあります。凍結温度が書かれた液を選び、冬は薄めずに使うのが安心です。
水だけを入れると、冬に凍ったり、夏に汚れが落ちにくかったりします。専用の液を使っておきましょう。
ヒューズボックスはどこにある?
シガーソケットやUSBが急に使えなくなった時、ヒューズが切れていることがあります。ヒューズボックスは運転席の足元付近にあるのが一般的です。
ただ、細かな位置やヒューズの割り当ては車ごとに違います。取扱説明書の「ヒューズ」のページか、ふたの裏の配置図で確かめてみてください。
| 症状 | 考えられる原因 | まずやること |
|---|---|---|
| 電源ソケットが使えない | ヒューズ切れ・機器の故障 | 別の機器で試す |
| USBから充電できない | ケーブル・機器の不具合 | ケーブルを替えて試す |
| ルームランプがつかない | 電球切れ・スイッチ位置 | スイッチ位置を見直す |
| 同じヒューズが何度も切れる | 配線や機器の不具合 | 販売店で点検してもらう |
ヒューズを替える時は、同じ容量(アンペア)のものを使います。容量の大きいものに替えると、配線の発熱につながるのでやめておきましょう。
ここで触れているのは、ナビやソケットなど12Vの電装品のヒューズです。走るための高電圧系は自分で触る部分ではありません。警告灯が出た時は警告灯の記事を見て、販売店に相談しましょう。
自分で作業する前に確かめること
『やってみたいけど、何から準備すればいいの?』という方もいますよね。作業の前に、次の点だけ確かめておくと失敗がぐっと減ります。
- 車の電源をオフにし、パーキングブレーキがかかっているか見る
- 部品が「サクラ(ZAA-B6AW)」に適合しているか見る
- 取扱説明書の該当ページを開いておく
- 外した部品の向きをスマホで撮っておく
部品の適合は、車検証の型式と年式で確かめられます。改良前と改良後で部品が変わる可能性もあるので、年式が分からない時は型式・年式の見分け方を見ておきましょう。
消耗品の費用は維持費のどこに入る?
フィルターもワイパーも、1回あたりの出費は大きくありません。ただ、自分で替えるかお店に頼むかで、年間のお金は少しずつ変わります。
EVはオイル交換が無いので、ガソリン車より消耗品代は抑えやすい車です。電気代や税金、保険を含めた年間の総額は維持費の記事で一覧にしています。
エアコンの使い方と航続距離の関係は航続距離の記事、充電の電気代は充電の記事も参考にしてみてください。
これから新車で買う方は、点検パックの中身も見積もりで確かめておきましょう。交渉の順番は値引き相場の記事にまとめています。
よくある質問
サクラのエアコンフィルターはどこにありますか?
助手席のグローブボックスの奥にあるのが一般的です。作業前に取扱説明書で位置と外し方を確かめておくと安心です。
エアコンフィルターの交換時期は?
1年または1万km前後が一般的な目安です。においや風量の低下を感じたら、時期より早めに替えてかまいません。
ワイパーゴムのサイズはどう調べますか?
今付いているゴムの刻印か、部品メーカーの適合表で確かめます。前後・左右で長さが違うので、1本ずつ確かめましょう。
ウォッシャー液はどこから入れますか?
ボンネットを開けたところのタンクに、ウォッシャーマークのふたから入れます。オレンジ色の高電圧の配線には触れないようにしてください。
ヒューズが切れたら自分で替えてもいいですか?
12Vの電装品のヒューズなら、同じ容量のものに替えられます。何度も切れる時は配線の不具合も考えられるので、販売店で点検してもらいましょう。
まとめ
- エアコンフィルターは1年または1万km前後が目安で、自分でも替えられる
- フィルターは矢印の向きに注意して差し込む
- ワイパーはフロントとリアの両方を見て、拭きムラが出たら交換
- ウォッシャー液はボンネット内のタンクへ。高電圧の配線には触れない
- ヒューズは同じ容量で替え、何度も切れる時は販売店へ





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