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中古の日産 サクラを見ていて、「これは新しいほう?古いほう?」と迷った方も多いはずです。型式で調べても、どれも同じ記号で戸惑いますよね。
結論から言うと、サクラの型式はZAA-B6AWの1つだけで、世代も初代のみです。見分けるべきは「2026年のマイナーチェンジより前か後か」で、この記事を読めば、その見分け方が外から分かるようになります。
サクラの型式は何?
サクラの型式は、全グレード共通でZAA-B6AWです(日産公式スペックシート 2026年6月版)。S・X・Gのどれでも、改良前でも改良後でも同じ記号なんです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 型式 | ZAA-B6AW(全グレード共通) |
| 車の種類 | 軽自動車の電気自動車(BEV) |
| 駆動方式 | 前輪駆動(2WD)のみ |
| 乗車定員 | 4名 |
| ドア | ヒンジ式4ドア+バックドア(スライドドア無し) |
| 世代 | 初代のみ |
| 生産 | 三菱自動車 水島製作所(岡山県倉敷市) |
型式の先頭の「ZAA」は、排出ガスを出さない電気自動車であることなどを示す部分です。ガソリン車のデイズとは型式が違うので、そこで見分けることもできます。
『4WDの型式もあるのでは』と思う方もいるかもしれません。ただ、サクラに4WDの設定はなく、型式が分かれることもありません。
サクラは型式で世代を見分ける車ではありません。見るべきは「初度登録年月」と「外観・装備の違い」です。2026年夏発売のマイナーチェンジ後モデルかどうかが、いちばん大きな分かれ目です。
発売はいつから?年表で見るサクラ
サクラは2022年5月20日に発表され、2022年6月16日に発売されました。ここまでの主な出来事を年表にしました。
| 時期 | 出来事 |
|---|---|
| 2022年5月20日 | 発表 |
| 2022年6月16日 | 発売(S・X・Gの3グレード) |
| 2022年 | 2022-2023 日本カー・オブ・ザ・イヤーを受賞(軽自動車で初) |
| 2023年12月 | 特別仕様車「90周年記念車」(Xベース) |
| 2026年4月16日 | マイナーチェンジを発表・注文受付開始 |
| 2026年夏 | マイナーチェンジ後モデルを発売(日産発表) |
マイナーチェンジ後モデルの正確な発売日は、日産の発表では「2026年夏」とされています。カタログ上は2026年7月モデルとして扱われることもあります。
『旧型とか先代ってあるの?』という声もよく聞きます。実は、サクラはまだ初代しかありません。「旧型」と呼ばれているのは、たいてい2026年の改良前のモデルのことなんです。

90周年記念車はどこが違う?
2023年12月には、Xをベースにした特別仕様車「90周年記念車」が出ています。中古車の一覧で見かけることもありますよね。
型式は通常のサクラと同じZAA-B6AWで、改良前の世代に入ります。装備の細かな中身は個体ごとに違うことがあるので、装備表で確かめておきましょう。
兄弟車との関係
サクラは、日産と三菱の合弁会社NMKVが企画した車です。兄弟車の三菱 eKクロス EVとは、パワートレインも工場も同じです。
見た目は似ていますが、型式や装備の名前は別です。違いはサクラとeKクロスEVの違いで詳しく比べています。
改良前と改良後はどこで見分ける?
ここが大事なところです。型式が同じなので、見た目と装備で見分けることになります。
| 見るところ | 改良前(2022年6月〜) | 改良後(2026年夏〜) |
|---|---|---|
| フロントグリル(X・G) | 改良前のデザイン | ボディ同色のカラードグリル |
| フロントバンパー(X・G) | 改良前のデザイン | カッパー色アクセント入りの新デザイン |
| Gのホイール | 14インチアルミ | 15インチアルミ(水引モチーフ) |
| Gのタイヤサイズ | 155/65R14 | 165/55R15 |
| 新色 水面乃桜 | 無し | Gのみ設定 |
| 100V AC電源 | 設定無し | 室内とラゲッジの2か所(1500W・メーカーオプション) |
| 助手席側カップホルダー | 無し | 追加 |
| アンビエントライト | 設定あり | 廃止 |
顔つきの違いは、X・Gだと正面から見てすぐ分かります。Sは改良でグリルの変更が案内されていないので、ほかの点もあわせて見るのが確実です。
- 正面のグリルがボディと同じ色か
- バンパーにカッパー色のアクセントがあるか
- Gなら15インチの水引デザインのホイールか
- 色が水面乃桜/スターリングシルバーの2トーンか
- 室内のインパネに100Vコンセントがあるか(オプション)

色でも見分けられる
改良前に設定のあったブロッサムピンクなどの色は、改良後の10色には入っていません。反対に、水面乃桜は改良後のGだけの色です。
色の一覧は色の一覧の記事にまとめています。
Xの装備も変わった
改良後のXには、アラウンドビューモニター・前席ヒーター付シート・ステアリングヒーターが標準になりました。改良前のXでは、付いていない車もあるんです。
『中古のXなら、どれも同じ装備でしょ』と思うと、ここで差が出ます。中古で選ぶ時は、装備表で一台ずつ確かめておきましょう。
改良前の中でも違いはある?
改良前の4年ほどの間にも、細かな仕様の変更や価格の改定があったとされています。ただ、モーターやバッテリー、航続距離などの主要な数値は発売から同じです。
この記事では、確かめられた大きな区切りとして「2026年の改良前か後か」で見ています。改良前の細かな仕様差が気になる方は、個体ごとの装備表で確かめるのが確実です。
車検証で年式を確かめる方法
いちばん確実なのは、車検証を見ることです。中古車を買う時は、販売店に車検証の写しを見せてもらいましょう。
- 「型式」がZAA-B6AWかを確かめる
- 「初度登録年月(初度検査年月)」で、いつ登録された車かを見る
- 「型式指定番号・類別区分番号」をメモする
- 改良前か改良後かが分からない時は、番号を販売店やメーカーに伝えて確かめる
ここで気をつけたいのが、初度登録年月だけでは判断しにくい時期があることです。2026年の春から夏にかけては、改良前の在庫車が登録されることもあります。
「2026年登録だから改良後」とは言い切れません。改良前の在庫が2026年に登録されているケースも考えられます。外観と装備、類別区分番号の3つで確かめると安心です。
モデル年式とは別もの
中古車サイトでは「2026年7月モデル」のように、カタログの区切りで表示されることがあります。これは登録日ではなく、仕様の区切りです。
登録日は車検証、仕様は装備表、と見る場所を分けて考えておきましょう。
中古車サイトの表示で気をつけたいこと
中古車サイトでは、同じ年式でも「改良前」「改良後」の区別が書かれていないことがよくあります。グレード名だけでは判断できないので、写真と装備欄をあわせて見るのがコツです。
例えば「2026年式 G」とあっても、ホイールが14インチなら改良前の可能性があります。気になる時は、問い合わせで「マイナーチェンジ後の車ですか」と聞いてみてください。
変わっていないところもある
『改良後のほうが走りも良くなったのでは』と期待する方もいるはずです。実は、走りに関わる中身は改良で変わっていません。
| 項目 | 数値(全グレード共通) |
|---|---|
| 一充電走行距離(WLTC) | 180km |
| 駆動用バッテリー | 20kWh |
| 最高出力 | 47kW(64PS) |
| 最大トルク | 195N・m |
| 交流電力量消費率(WLTC) | 124Wh/km |
| 全長×全幅×全高 | 3,395×1,475×1,655mm |
数値は日産公式スペックシート(2026年6月版)です。モーターとバッテリー、航続距離は、改良前と改良後で同じなんです。
航続距離や加速を重視するなら、改良前でも性能は同じです。外観や新しい装備にこだわらなければ、改良前の中古車も十分に候補になります。
航続距離の実際は航続距離の記事で詳しく書いています。
中古で選ぶなら改良前と改良後どっち?
中古で探す時、どちらを選ぶかは何を重視するかで決まります。ざっくり比べるとこうなります。
- 価格を抑えて買いたい
- 走りの性能(航続距離・出力)が同じなら十分
- ブロッサムピンクなど改良前の色が欲しい
- 新しい顔つきや水面乃桜の色にこだわりたい
- Xでもアラウンドビューモニターやヒーターを標準で欲しい
- 100V電源など新しい装備を使いたい
改良前のモデルは、発売から年数がたっている分、バッテリーの状態も気になりますよね。バッテリーの見方はバッテリー劣化と寿命の記事にまとめています。
狙い目の年式や走行距離の考え方は中古車の選び方の記事で解説しました。売る時の値段の違いはリセールバリューの記事が参考になります。
サクラ買いたいドットコム
サクラの値段、先に相場を見ておく
改良前か改良後か、年式やグレード、色の条件をしぼって、いま出ている在庫を見比べてみてください。
無料今の車の買取相場を調べる※相場は年式・走行距離・状態で変わります。
走行距離と年式、どちらを優先する?
改良前のサクラは、2022年6月から2026年春ごろまで作られていました。同じ改良前でも、年式によって走行距離やバッテリーの状態はさまざまです。
『年式が新しいほうが安心?それとも走行距離が少ないほう?』と迷いますよね。EVの場合は、バッテリーの状態をあわせて見るのがおすすめです。
販売店によっては、バッテリーの容量の目安を表示しているところもあります。表示がない時は、問い合わせて聞いてみてください。
新車で買うなら改良後だけ
新車で買えるのは、2026年夏発売のマイナーチェンジ後モデルです。価格は2026年4月マイナーチェンジ後のメーカー希望小売価格(消費税込)で、S 2,448,600円、X 2,599,300円、G 2,998,600円です。
国のCEV補助金58万円(2026年4月時点の日産発表)を引くと、実質はS 約186.9万円、X 約201.9万円、G 約241.9万円になります。改良で何が変わったかは、2026年マイナーチェンジの変更点で詳しく書いています。
新車の値引きの相場と交渉の順番は、値引き相場の記事にまとめました。
よくある質問
サクラの型式は何ですか?
ZAA-B6AWです。S・X・Gの全グレード共通で、改良前と改良後でも同じ型式です。
サクラはいつから発売されていますか?
2022年5月20日に発表され、2022年6月16日に発売されました。2026年4月16日にマイナーチェンジが発表され、改良後モデルは2026年夏の発売です。
サクラに旧型や先代はありますか?
ありません。サクラは初代のみです。「旧型」と呼ばれるのは、たいてい2026年の改良前モデルのことです。
改良前か改良後かはどう見分けますか?
X・Gならカラードグリルとカッパー色のバンパー、Gなら15インチホイールが改良後の目印です。確実に知りたい時は、車検証の類別区分番号を販売店で確かめてもらいましょう。
改良後は航続距離が伸びましたか?
伸びていません。WLTC一充電走行距離180km、バッテリー20kWhは改良前と同じです。
まとめ
- サクラの型式はZAA-B6AWの1つで、世代は初代のみ
- 2022年6月16日発売、2026年4月16日にマイナーチェンジ発表(発売は2026年夏)
- 改良後はX・Gのカラードグリル、Gの15インチ、新色水面乃桜が目印
- 年式だけでなく外観・装備・類別区分番号で確かめる
- 航続距離や出力は改良前と改良後で同じ




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