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サクラが気になっているけれど、『結局、電気代って月にいくらかかるの?』という方も多いはずです。
結論から言うと、サクラの電費はWLTCで124Wh/km(日産公式)。電気代が1kWhあたり31円なら、1kmあたり約3.8円です。
この記事では、月の電気代とガソリン車との差を、走る距離ごとの表で確かめられます。
サクラの電費はどれくらい?WLTCの数字を読む
サクラは電気自動車なので、「燃費(km/L)」ではなく「電費」で見ます。
電費は1km走るのに使う電気の量で、数字が小さいほど省エネです。日産公式の主要諸元(2026年6月版)では、全グレード共通でこうなっています。
| 走行モード(WLTC) | 電費 | 1kWhで走れる距離の目安 |
|---|---|---|
| 総合 | 124Wh/km | 約8.1km |
| 市街地 | 100Wh/km | 約10km |
| 郊外 | 113Wh/km | 約8.8km |
| 高速道路 | 142Wh/km | 約7.0km |
サクラは街中のほうが電費が良く、高速道路で悪くなります。ガソリン車とは逆の傾向なんです。
街中ではブレーキのたびに回生ブレーキで電気を取り戻せます。高速では空気抵抗が増えるので、電気を多く使うんです。

なお、電費はS・X・Gで同じです。2026年4月のマイナーチェンジでも、モーターとバッテリーは変わっていません。
WLTCの電費とカタログの航続距離の関係
サクラのバッテリーは総電力量20kWhで、WLTCの一充電走行距離は180kmです。
ここで『20kWh÷0.124kWhなら161kmでは?』と思った方もいるかもしれません。測定の条件が別なので、2つの数字はぴったりは一致しないんです。
実際にどこまで走れるかは 航続距離の記事 でくわしく見ています。
サクラの電気代は1km何円?月の電気代の目安
電気代は「電費 × 走った距離 × 1kWhの電気料金」で出せます。
ここでは家庭の電気料金の目安として、よく使われる1kWhあたり31円で計算します。契約プランで単価は変わるので、自分の明細の単価に置きかえてみてください。
| 月の走行距離 | 使う電気の量 | 電気代(31円/kWh) |
|---|---|---|
| 300km | 約37kWh | 約1,150円 |
| 500km | 約62kWh | 約1,920円 |
| 800km | 約99kWh | 約3,080円 |
| 1,000km | 約124kWh | 約3,840円 |
計算はWLTC総合の124Wh/kmを使っています。充電するときのロスや、エアコンの使い方は入っていません。
1kWhあたり31円は計算用の仮の単価です。電気料金は電力会社・プラン・燃料費調整で毎月変わります。実際の単価は、検針票やアプリで確かめるのが確実です。

満充電にすると何円?
バッテリーの総電力量20kWhに31円をかけると、約620円です。
ただ、実際は空から満タンまで入れることは少ないですよね。毎日ちょこちょこ足す使い方なら、1回の充電代は数百円以下に収まることが多いはずです。
電気料金の単価で1kmあたりはこう変わる
| 1kWhの単価 | 1kmあたり(124Wh/km) |
|---|---|
| 20円 | 約2.5円 |
| 31円 | 約3.8円 |
| 40円 | 約5.0円 |
夜間が安いプランを使うと、1kmあたりの金額はかなり下がります。自宅充電の工事や料金プランは 自宅充電の記事 にまとめています。
実際の電費はどこまで落ちる?走り方で変わるポイント
カタログの124Wh/kmは、あくまで決まった条件での測定値です。
実際の電費は、季節や走り方でかなり変わります。オーナーからも「夏と冬で全然違う」という声がよく聞かれます。
- 冬に暖房を強めに使う
- 高速道路を長く走る
- 急な加速と急ブレーキが多い
- 坂の多い道を上る
- 短い距離を何度も乗り降りする
特に冬は要注意です。暖房はバッテリーの電気を使うので、夏や春秋より電費が落ちやすくなります。
サクラにはPTC素子ヒーターとヒートポンプシステムが付いています。それでも冬の電費は、暖かい季節と同じにはなりません。
電費を良くする運転のコツ
『ちょっとでも電気代を浮かせたい』なら、次のことを試してみてください。
- e-Pedal Stepを使い、ゆっくりアクセルを戻して減速する
- 出発前に充電ケーブルをつないだまま車内を暖めておく
- シートヒーターとステアリングヒーターを先に使い、暖房の温度は控えめにする
- 高速道路では速度を上げすぎない
- タイヤの空気圧を月に1回は確かめておく
ステアリングヒーターと前席ヒーター付シートは、2026年改良後のX・Gで標準です。体に近いところを温めるほうが、車内全体を暖めるより電気を使いません。
冬の走り方は 冬の記事 でもくわしく見ています。
月の電気代を自分で計算してみる
ここまでの表は、あくまで仮の条件で出した数字です。自分の場合はいくらか、一度計算してみると納得感がぐっと上がりますよ。
- 1か月に走るおおよその距離を出す(通勤の往復距離×日数など)
- その距離に0.124をかけて、使う電気の量(kWh)を出す
- 電気の検針票やアプリで、1kWhあたりの単価を確かめる
- 2と3をかけると、月の電気代の目安になる
- 冬は2の数字を少し多めに見ておく
例えば、片道10kmの通勤を月20日なら、往復で月400kmです。400×0.124で約50kWh、31円なら約1,540円になります。
『思ったより安い』と感じた方もいるはずです。ただ、ここにエアコンの使い方や充電のロスが乗るので、少し余裕を見ておきましょう。
充電のロスも知っておきたい
コンセントから入れた電気が、すべてバッテリーに入るわけではありません。充電の途中で、少しずつ熱などになって逃げていくんです。
そのため、家の電気メーターで見た電気の量は、車が走るのに使った量より少し多くなります。電気代を家計簿で見ると、計算より少し高く出ることも。
計算の数字はあくまで下限に近い目安、と思っておくと、あとで慌てずにすみます。
実燃費(実電費)はどうやって確かめる?
『カタログはわかったけど、自分の実際の電費はどう見るの?』という方もいますよね。
サクラはメーターまわりのディスプレイで、電費や走れる距離の目安を見られます。1か月ほど乗ってから、平均の数字を見てみてください。
- 1回の短い移動ではなく、1か月の平均で見る
- 夏・冬・春秋で分けてメモしておく
- 高速道路を使った日は別に考える
- 暖房や冷房を強く使った日を覚えておく
季節ごとの数字がそろうと、自分の年間の電気代がかなり正確に読めるようになります。WLTCの数字は、比べるための物差しとして使うのがちょうどいいですよ。
燃費に換算すると何km/L相当?
『ガソリン車でいうと、燃費何km/Lくらいなの?』という疑問、ありますよね。
電気とガソリンは単位が違うので、そのままは比べられません。そこで「1kmあたりのお金」をそろえて換算してみます。
| 前提 | 計算 | 結果 |
|---|---|---|
| サクラの1kmあたり | 124Wh/km × 31円/kWh | 約3.8円 |
| ガソリン1Lの価格(仮定) | 170円/L | 比べる基準 |
| 同じお金で走れる距離 | 170円 ÷ 約3.8円 | 約44km |
つまり電気31円・ガソリン170円の条件なら、お金の面では約44km/L相当になります。
ただし、これはお金で比べた換算です。電気の単価やガソリン価格が変われば、この数字も動きます。
「サクラの燃費は44km/L」と言い切るのは正しくありません。電費(Wh/km)を、ある単価の前提でお金に置きかえただけの目安です。
ガソリン車と比べると年間いくら違う?
ここからは、ガソリンの軽自動車と比べてみます。
比べる相手は、燃費20km/L・ガソリン170円/Lの軽自動車と仮定します。この場合、1kmあたりは8.5円です。
| 年間の走行距離 | サクラの電気代(31円/kWh) | ガソリン軽(20km/L・170円/L) | 差額 |
|---|---|---|---|
| 3,000km | 約11,500円 | 約25,500円 | 約14,000円 |
| 6,000km | 約23,100円 | 約51,000円 | 約27,900円 |
| 10,000km | 約38,400円 | 約85,000円 | 約46,600円 |
走る距離が長いほど、差は大きくなります。年1万kmなら、エネルギー代だけで年4万円以上の差になる計算です。

急速充電をよく使う人は差が縮まる
ここで1つ大事なことがあります。上の計算は、自宅で普通充電する前提なんです。
外の急速充電器は、時間や回数で料金がかかる仕組みが多く、自宅より割高になりがちです。急速充電ばかりだと、ガソリン車との差はかなり縮まります。
充電の方法と料金の考え方は 充電の記事 で確かめてみてください。
サクラは元が取れる?ランニングコストで考える
『車両価格が高いけど、電気代の安さで元は取れるの?』と気になりますよね。
結論から言うと、電気代の差だけで車両価格の差をすべて埋めるのは、走行距離が少ない人には難しいです。ただ、補助金と税金まで入れると話は変わります。
- 自宅で充電できる
- 毎日決まった距離を走る
- 年間の走行距離が長め
- 補助金を使って新車で買う
- 自宅で充電できない
- 月に数百kmしか乗らない
- 急速充電に頼ることが多い
- 遠出で高速道路をよく使う
サクラの価格は、2026年4月マイナーチェンジ後のメーカー希望小売価格(消費税込)で、S 2,448,600円・X 2,599,300円・G 2,998,600円です。国のCEV補助金58万円(2026年4月時点の日産発表)を引くと、実質はS 約186.9万円になります。
さらに軽自動車税のグリーン化特例や、重量税の免税もあります。電気代だけでなく、こうした維持費をまとめて比べるのが現実的です。
税・保険・車検まで入れた年間の総額は 維持費の記事 に、購入時の値引きの考え方は 値引きの記事 にまとめています。ガソリン車との比較は デイズとの比較 も参考になります。
よくある質問
サクラの平均電費はどれくらいですか?
カタログ値はWLTC総合で124Wh/kmです(日産公式)。実際は季節や走り方で変わり、冬や高速道路では悪くなりやすいです。
サクラの月の電気代はいくらですか?
1kWhあたり31円で計算すると、月500kmで約1,920円、月1,000kmで約3,840円が目安です。契約している電気料金の単価で変わります。
サクラの燃費は何km/L相当ですか?
電気31円/kWh・ガソリン170円/Lの前提で、お金の面では約44km/L相当です。単価が変われば換算値も変わります。
急速充電ばかりだと電気代は高くなりますか?
高くなりやすいです。急速充電は時間や回数で料金がかかる仕組みが多いため、自宅の普通充電より割高になりがちです。
グレードで電費は違いますか?
違いません。S・X・Gともモーターとバッテリーは同じで、WLTC電費は全グレード124Wh/kmです。
まとめ
- サクラの電費はWLTC総合124Wh/km(日産公式・全グレード共通)
- 31円/kWhなら1kmあたり約3.8円、月500kmで約1,920円
- 街中が得意で、冬と高速道路では電費が落ちやすい
- 燃費20km/Lのガソリン軽と比べると、年6,000kmで約2.8万円の差
- 急速充電に頼ると差は縮まるので、自宅充電できるかが分かれ目





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