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軽自動車に乗り換えようか迷っていて、『軽って跳ねるし、うるさいんじゃないの?』と気になっている方も多いはずです。日産 サクラは見た目が上質なぶん、乗り心地も気になりますよね。
結論から言うと、サクラは静かさでは軽の中でかなり有利で、揺れも「軽としては落ち着いている」部類です。ただし段差の突き上げやロードノイズは残ります。この記事を読めば、どこが良くてどこが気になりやすいのか、試乗で何を見ればいいかが分かります。
サクラの乗り心地はどうなの?先に結論
まずはざっくりした評価から見ておきましょう。乗り心地は好みで感じ方が変わるので、「なぜそう感じるのか」をあわせて書いています。
| 項目 | 感じやすいこと | 理由(公式の数値から) |
|---|---|---|
| 発進・低速の静かさ | とても静か | ガソリンエンジンが無くモーターで走る |
| 揺れの落ち着き | 軽としては落ち着いている | 床下に20kWhのバッテリーがあり重心が低い |
| 段差の突き上げ | ある程度は伝わる | 軽の車体と短めのタイヤ幅 |
| ロードノイズ | 目立ちやすい | エンジン音が無いぶん、タイヤの音が耳に残る |
| 風切り音 | 速度が上がると聞こえる | 全高1,655mmの背の高い箱型 |
数値は日産公式スペックシート(2026年6月版)の値です。車両重量はS・Xが1,070kg、Gが1,090kgです。
サクラは「静かで、ふわっとせず落ち着いた乗り味」の車です。気になりやすいのは、荒れた路面のゴツゴツ感とタイヤの音。この2つを試乗で確かめれば、買ってからのズレはかなり減らせます。

静かさは軽の中でどれくらい?
実は、サクラに乗った人がまず驚くのが静かさなんです。信号待ちからの発進でエンジン音がしないので、車内で話す声がそのまま届きます。
例えば、後ろの席の家族とこんな会話になる場面があります。
「あれ、もう動いてる?」
「動いてるよ。音がしないから分かりにくいよね」
これはモーターで走るEVならではの感覚です。ガソリンの軽で気になりがちな、加速時の「ウーン」というエンジンのうなりがありません。
静かだからこそ気になる音もある
ただ、静かな車ほど、ほかの音が目立ちやすくなります。よく言われるのが次の3つです。
- 荒れた舗装でのタイヤのゴーという音
- 高速道路での風切り音
- 減速時や低速でのモーターの小さな高い音
『じゃあ、うるさいってこと?』と思うかもしれません。そうではなく、エンジン音が消えたことで、これまで気にならなかった音に気づきやすくなるイメージです。
ガソリンの軽から乗り換えると、総合的には静かになったと感じる方が多いはずです。気になるかどうかは、普段走る道の舗装で変わりますね。
揺れや突き上げはどう感じる?
乗り心地でいちばん気になるのは揺れですよね。サクラは床下にバッテリーを積んでいるので、重心が低めです。
そのため、カーブでのグラッとした傾きや、ふわふわした上下の揺れは出にくい傾向があります。背の高い軽にありがちな「船のような揺れ」が苦手な方には、合いやすい乗り味です。
一方で、段差を越えた時の「コツン」という突き上げは、ある程度伝わります。軽自動車の車体の大きさと、タイヤの細さを考えると、ここは割り切りが必要なところです。
- 道路のつなぎ目が続く高架道路
- 古い舗装でひび割れが多い生活道路
- 駐車場の出入口の段差を斜めに越える時
段差はゆっくり越えるだけで、体に伝わる衝撃はかなり変わります。e-Pedal Stepで速度を落としてから越えると、揺れが小さく済みますよ。e-Pedal Stepの使い方はe-Pedal Stepの使い方にまとめています。
グレードでタイヤが違うと乗り心地も変わる?
ここが大事なところです。サクラはグレードでタイヤサイズが違います。
| グレード | 価格(税込) | タイヤサイズ | ホイール |
|---|---|---|---|
| S | 2,448,600円 | 155/65R14 | 14インチスチール+フルホイールカバー |
| X | 2,599,300円 | 155/65R14 | 14インチアルミ(15インチはメーカーオプション) |
| G | 2,998,600円 | 165/55R15 | 15インチアルミ(2026年改良で標準化) |
価格は2026年4月マイナーチェンジ後のメーカー希望小売価格(消費税込)です。国のCEV補助金58万円(2026年4月時点の日産発表)を使うと、実質はS 約186.9万円、X 約201.9万円、G 約241.9万円です。
一般に、タイヤの側面(扁平率の数字)が厚いほど、段差の衝撃をやわらげやすくなります。14インチの155/65R14は側面が厚めで、15インチの165/55R15は側面が薄めです。
- 側面が厚く、段差の当たりがやわらかくなりやすい
- タイヤ交換の費用を抑えやすい
- 段差の当たりが少し硬く感じることがある
- その分、見た目が引き締まりカーブでの手応えがしっかりする
『どっちがいいの?』と迷ったら、乗り心地重視なら14インチ、見た目と操作の手応え重視なら15インチと考えておきましょう。差は大きくないので、試乗で両方乗れると安心です。

タイヤの交換費用やインチアップの注意点はホイールサイズとインチアップで詳しく書いています。
後ろの席や高速道路での乗り心地は?
後部座席に家族を乗せることが多い方は、後ろの乗り心地も気になりますよね。後席は前席より段差の衝撃を感じやすいのは、どの軽でも同じです。
サクラの室内高は1,270mm、室内長は2,115mmです(社内測定値)。頭上には余裕があるので、圧迫感は少なめです。座席の広さは後部座席の広さと座り心地で確かめてみてください。
高速道路では、モーターの力で合流の加速は軽としては余裕があります。最大トルクは195N・mで、これは日産公式の値です。
ただ、速度が上がるほど風切り音とロードノイズは大きくなります。長い時間高速を走る使い方なら、航続距離の実際もあわせて見ておきましょう。
高速道路での電費(WLTC高速道路モード)は142Wh/kmで、市街地モードの100Wh/kmより悪くなります。乗り心地だけでなく、電池の減り方も変わるので覚えておくと便利です。
乗り心地を良くするためにできること
『買ったあとでも、何とかできるの?』という方もいるはずです。大がかりな改造をしなくても、できることはいくつかあります。
- タイヤの空気圧を、運転席ドア付近の表示どおりに合わせる
- 段差の手前で速度を落としてから越える
- 荷物を荷室の床に置き、重いものは前寄りに積む
- タイヤ交換の時に、静かさ重視のタイヤを選ぶ
空気圧は高すぎると硬く、低すぎるとふらつきやすくなります。月に1回くらい、ガソリンスタンドや販売店で見てもらうと安心です。
タイヤの銘柄を変えると、ロードノイズが変わったと感じる方は多いです。交換時期が来たら、静かさをうたうタイヤを候補に入れてみてください。
試乗で確かめたいポイント
試乗は短い時間なので、見るところを決めておきましょう。
- 段差やマンホールを越えた時の衝撃を確かめる
- 荒れた舗装でタイヤの音がどれくらいか聞く
- 後ろの席にも一度座ってみる
- 14インチと15インチ、両方に乗れるか販売店に聞く
販売店の人には「普段よく走る道に近い所を走りたい」と伝えるのがおすすめです。乗り心地は道で大きく変わるからです。
例えば、販売店でこんなふうに頼んでみるといいですよ。
「家の近くに古い舗装の道があるので、似た道を少し走れますか?」
「では、裏の道を一周してみましょう」
短い試乗でも、普段に近い道を走れると判断しやすくなります。
ガソリンの軽やほかのEVと比べるとどう違う?
『同じ形のガソリンの軽と、何が違うの?』と気になる方も多いですよね。サクラは日産デイズと同じ系統の骨格をベースにしています。
大きく違うのは、床下のバッテリーと、エンジンが無いことです。この2つが乗り心地と静かさに効いてきます。
| 比べる点 | サクラ(EV) | 同じ骨格のガソリンの軽 |
|---|---|---|
| 動力 | モーター(最高出力47kW) | ガソリンエンジン |
| 発進時の音 | ほぼ無音 | エンジンのうなりが出る |
| 重心 | 床下バッテリーで低め | サクラより高め |
| 加速の出方 | 踏んだ瞬間から力が出る | 回転が上がってから力が出る |
| 変速のショック | 無い(減速機のみ) | CVTのため小さい |
サクラの最大トルク195N・mは、出足から力が出るモーターの特徴です。坂道の発進でも、エンジンの回転を上げる音がしないので落ち着いて登れます。
ガソリンの軽とお金の面で比べたい方は、サクラとデイズの比較で価格差と維持費を並べています。
普通車のEVと比べると
普通車のEVと比べると、車体が小さいぶん、段差での揺れの収まりは軽らしさが残ります。高速道路を長く走る使い方なら、普通車の方がゆったり感じやすいです。
一方で、街中の狭い道や駐車場では、最小回転半径4.8mのサクラの方が気楽です。乗り心地だけでなく、普段の使い方で選ぶのが後悔しにくい考え方ですね。
ここでの比較は、公式の数値と、EVとガソリン車の一般的な違いをもとにしています。感じ方には個人差があるので、最後は試乗で確かめてみてください。
サクラの乗り心地が合う人・合わない人
最後に、どんな人に合うかをまとめておきますね。
| 合いやすい人 | 合いにくい人 |
|---|---|
| 街乗り中心で静かな車がほしい | 荒れた道を長時間走ることが多い |
| ふわふわした揺れが苦手 | 段差の硬さがどうしても気になる |
| 家族と車内で会話することが多い | 高速道路を毎日長く走る |
『自分はどっちだろう?』と迷ったら、まずは試乗で段差とタイヤの音を確かめるのがいちばんです。
乗り心地に納得したら、次は値段の話ですよね。サクラの値引きの考え方はサクラの値引き相場と交渉の順番で書いています。車の大きさをほかの軽と比べたい方はサクラのサイズ一覧もどうぞ。
よくある質問
サクラの乗り心地は硬いですか?
軽自動車としては落ち着いた乗り味で、ふわふわした揺れは出にくい傾向です。段差の突き上げはある程度伝わるので、試乗で確かめておくと安心です。
サクラは静かですか?
モーターで走るので、発進や低速ではとても静かです。そのぶんロードノイズや風切り音が耳に残りやすい面があります。
GとXで乗り心地は違いますか?
Gは15インチ(165/55R15)、Xは標準で14インチ(155/65R14)です。一般に側面が厚い14インチの方が段差の当たりはやわらかくなりやすいです。
後部座席の乗り心地はどうですか?
頭上の余裕はあり圧迫感は少なめです。段差の衝撃は前席より感じやすいので、家族を乗せるなら後席にも試乗で座ってみてください。
ロードノイズを減らす方法はありますか?
タイヤ交換の時に静かさを重視したタイヤを選ぶのが手軽です。空気圧を表示どおりに保つことも大事です。
まとめ
- サクラは静かさでは軽の中で有利。発進時はエンジン音が無い
- 重心が低く、ふわふわした揺れは出にくい
- 段差の突き上げとロードノイズは残るので試乗で確かめる
- Gは15インチ、S・Xは14インチ。乗り心地重視なら14インチが無難
- 空気圧の管理とタイヤ選びで乗り心地は整えられる





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