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日産 サクラを調べていると、三菱のeKクロスEVがそっくりなことに気づきますよね。『同じ車なら、どっちを買っても同じ?』と迷う方も多いはずです。
結論から言うと、走りの中身はほぼ同じで、違うのはグレードごとの価格の付け方と見た目、買うお店です。この記事を読めば、自分の予算と欲しい装備でどちらが合うかを数字で決められます。
サクラとeKクロスEVは同じ工場で作る兄弟車
まずは2台の関係からです。サクラとeKクロスEVは、日産と三菱が一緒に作った会社「NMKV」が企画した兄弟車なんです。
生産しているのは、どちらも三菱自動車の水島製作所(岡山県倉敷市)です。だからサクラは「日産の車だけど、作っているのは三菱の工場」ということになります。
『じゃあサクラは三菱のOEMなの?』と思った方もいるかもしれません。よくある誤解ですが、OEMは他社が作った車に自社のエンブレムを付けて売る形を指すことが多いんです。
サクラは日産と三菱が共同で企画した車で、片方の車をもう片方が借りている関係とは少し違います。製造元は三菱の工場、企画は2社の共同、と覚えておくと分かりやすいですよ。
サクラとeKクロスEVは、同じ会社(NMKV)が企画し、同じ水島製作所で作る兄弟車です。プラットフォームは日産デイズや三菱eKワゴン系がベースになっています。
プラットフォームはガソリンの軽と共通
骨格のベースは、日産デイズや三菱eKワゴン系です。ガソリン車と同じ骨格に、床下のバッテリーとモーターを組み合わせています。
全長3,395mm、全幅1,475mmは軽自動車の枠いっぱいです(サクラ・2026年6月版公式スペックシート)。ガソリン車のデイズとの違いは サクラとデイズの比較 で詳しく見ています。
走りとバッテリーはどこまで同じ?
ここが一番気になるところですよね。結論から言うと、航続距離とバッテリー容量は2台とも同じです。
| 項目 | サクラ | eKクロスEV |
|---|---|---|
| 一充電走行距離(WLTC) | 180km | 180km |
| 駆動用バッテリー | 20kWh | 20kWh |
| 駆動方式 | 前輪駆動(2WD)のみ | 2WDのみ |
| 生産工場 | 三菱 水島製作所 | 三菱 水島製作所 |
出典はサクラが日産公式スペックシート(2026年6月版)、eKクロスEVが三菱自動車のニュースリリース(2026年6月18日発表の一部改良)です。
サクラの最高出力は47kW、最大トルクは195N・mです。eKクロスEVも同じ仕組みの電気モーターを使っています。
『片方のほうが遠くまで走れるなら、そっちにしたい』という方もいるはずです。ただ、カタログの航続距離は180kmで横並びなので、ここでは差がつかないんです!
WLTCの180kmは決められた条件で測った数字です。冬の暖房や高速道路では短くなります。目安は サクラの航続距離の記事 で確かめてみてください。
価格と補助金を並べるとこう違う
次は価格です。サクラは2026年4月のマイナーチェンジ後、eKクロスEVは2026年6月25日発売の一部改良後のメーカー希望小売価格(消費税込)で比べます。
| サクラ | 価格 | eKクロスEV | 価格 |
|---|---|---|---|
| S | 2,448,600円 | G ビジネスパッケージ | 2,446,400円 |
| X | 2,599,300円 | G | 2,662,000円 |
| G | 2,998,600円 | P | 3,214,200円 |
グレードの名前が似ていて紛らわしいですよね。サクラの「G」は最上級、eKクロスEVの「G」は真ん中です。名前ではなく価格帯で並べると比べやすくなります。
名前だけで「GどうしならOK」と考えると、40万円以上ずれることもあるので要注意です!
ここで大事なのは、同じくらいの価格帯でも装備の組み方は同じとは限らないことです。上の表は「近い価格同士」を並べただけで、装備がそろっているわけではありません。
国の補助金も少しだけ違う
国のCEV補助金は、サクラが58万円(2026年4月時点の日産発表)、eKクロスEVが57.4万円(2026年6月時点の三菱発表)です。
| 価格帯 | サクラの補助金後 | eKクロスEVの補助金後 |
|---|---|---|
| 入門グレード | S 約186.9万円 | G ビジネスパッケージ 約187.2万円 |
| 真ん中 | X 約201.9万円 | G 約208.8万円 |
| 上級グレード | G 約241.9万円 | P 約264.0万円 |
入門グレード同士はほぼ同じです。真ん中と上級では、サクラのほうが車両価格の時点で安くなっています。

改良のタイミングが2か月ずれている
もう1つ気をつけたいのが、改良の時期です。サクラは2026年4月16日にマイナーチェンジを発表し、発売は2026年夏です。eKクロスEVは2026年6月25日に一部改良モデルを発売しました。
販売店によっては、改良前の在庫や未使用車を勧められることもあります。改良前のサクラはSが約253万円、Gが約308万円ほどで、今の価格より高かったんです。
『改良前のほうが値引きが大きいなら、そっちでもいい?』と思う方もいますよね。
ただ、改良後はXにアラウンドビューモニターやステアリングヒーターが標準で付きます。値引き額だけでなく、装備の差まで並べてから決めましょう。
改良で何が変わったかは 2026年マイナーチェンジの記事 にまとめています。
自治体によっては、国とは別に上乗せの補助があります。金額は地域で変わるので、サクラの補助金の記事 で調べ方を確認しておきましょう。
装備の付き方はどこが違う?
価格の次は装備です。2台とも改良で装備が増えていますが、どの装備がどのグレードで標準かが違います。
- 電動パーキングブレーキとブレーキの自動保持
- ステアリングヒーターと前席のシートヒーター(サクラはX・G、eKクロスEVはG・P)
- 100V・最大1,500Wのコンセント(改良で追加。サクラは全グレードでメーカーオプション)
- 後席の置き忘れを知らせる機能
9インチナビは最上級グレードで標準
サクラはGに、9インチのEV専用NissanConnectナビが標準で付きます。S・Xではメーカーオプションです。
eKクロスEVは、最上級のPに9インチのスマートフォン連携ナビが標準です。Gではメーカーオプションになります(三菱公式のグレード比較ページ)。
運転支援とワンペダルは呼び方が違う
サクラの高速道路向け運転支援は「プロパイロット」です。Gは標準、Xはメーカーオプション、Sには設定がありません。
一方、eKクロスEVはメーカーが三菱なので、機能の名前もメニューも三菱のものになります。どのグレードで標準になるかは、三菱の販売店でカタログを見て確かめるのが確実です。
ワンペダル運転も同じです。サクラは「e-Pedal Step」、eKクロスEVは「イノベーティブペダル オペレーションモード」という名前で付いています。サクラ側の使い方は e-Pedal Stepの記事 にまとめました。
日産と三菱では、同じような機能でも名前が違います。比べる時は「高速で前の車についていく機能はある?」のように、機能の中身で聞いてみてください。
サクラのプロパイロットが要るかどうかは、プロパイロットは必要か で判断の目安を出しています。
見た目と色はかなり違う
中身が同じでも、見た目はかなり違います。ここで選ぶ人も多いんです。
サクラは2026年4月の改良で、X・Gにボディ同色のグリルとカッパー色のアクセントが入りました。Gのホイールは水引をイメージした15インチアルミです。
eKクロスEVは、三菱らしいSUV風の顔つきです。2026年6月の改良で、LEDのイルミネーションを取り入れたデザインになりました。色は全11色です。
| 項目 | サクラ | eKクロスEV |
|---|---|---|
| 顔つき | ボディ同色グリルとカッパー色アクセント(X・G) | SUV風、LEDイルミネーション入り |
| ボディカラー | 全10色(2026年4月改良後) | 全11色(2026年6月改良後) |
| 専用色の例 | 水面乃桜の2トーン(Gのみ) | 三菱公式で確認 |

「どっちがかっこいい?」と聞かれたら、答えは好み次第ですよね。実車を並べて見られるお店は少ないので、それぞれの販売店で色見本まで見ておくと後悔が減ります。
結局どちらを選べばいい?
ここまでの違いを、選び方に直すとこうなります。
- 真ん中や上級グレードを、車両価格を抑えて買いたい
- 高速道路でプロパイロットを使いたい(Gは標準)
- 日産の販売店が近く、点検もそこで受けたい
- SUV風の顔つきが好み
- 三菱の販売店と付き合いがある
- 三菱の色やデザインに欲しいものがある
『結局、値段で決めていいの?』という声もありますよね。実は、同じ工場の兄弟車なので、最後は値引きと販売店の対応で総額が逆転することもあるんです。
たとえば、販売店での会話はこんな感じになります。
「eKクロスEVと迷っているんですけど」<br>「同じ装備でそろえた見積もりなら、比べやすいですよ」
同じ装備にそろえた見積もりを、日産と三菱の両方で取ってみてください。総額のどこで差がつくかは 見積もりの見方 で確かめられます。
サクラ買いたいドットコム
サクラの値段、先に相場を見ておく
兄弟車で迷ったら、日産と三菱の両方で同じ装備にそろえた見積もりを取ると、総額の差がはっきりします。
無料今の車の買取相場を調べる※相場は年式・走行距離・状態で変わります。
ほかの軽EVとも比べたい人へ
兄弟車どうしの違いは小さいので、ほかの車と比べたくなる方もいるはずです。比べる相手ごとに記事を分けています。
- 航続距離を伸ばしたいなら N-ONE e:との比較
- スライドドアが欲しいなら BYDラッコとの比較
- ガソリン車と総額で比べたいなら デイズとの比較
- 長距離が多いなら リーフなど普通車との比較
値引きの相場と交渉の順番は、サクラの値引き相場の記事 で数字付きで見られます。
よくある質問
サクラは三菱のOEMですか?
OEMとは少し違います。日産と三菱の合弁会社NMKVが企画し、三菱の水島製作所で作る共同開発の兄弟車です。
サクラの生産工場はどこですか?
三菱自動車の水島製作所(岡山県倉敷市)です。eKクロスEVも同じ工場で作られています。
サクラとeKクロスEVの航続距離は違いますか?
どちらもWLTCで180km、バッテリーは20kWhで同じです。
補助金はどちらが多いですか?
国のCEV補助金は、サクラが58万円(2026年4月時点の日産発表)、eKクロスEVが57.4万円(三菱発表)です。年度で変わるので購入時に確かめてください。
点検は日産と三菱のどちらでも受けられますか?
基本は買った販売店のメーカー側で受けることになります。近くに通いやすい販売店があるかも選ぶ基準になります。
まとめ
- サクラとeKクロスEVはNMKVが企画し、三菱の水島製作所で作る兄弟車
- 航続距離WLTC180km、バッテリー20kWh、2WDのみの点は同じ
- 価格はS 2,448,600円とeKクロスEV Gビジネスパッケージ 2,446,400円がほぼ同じ
- 真ん中と上級の価格帯では、サクラのほうが車両価格が安い
- 補助金はサクラ58万円、eKクロスEV 57.4万円
- 最後は見た目の好みと、両方の見積もりの総額で決める





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